ハイヤーはどのような安全対策がされていますか

ハイヤーの安全対策をあらゆる角度で見ていくことにしましょう。ハイヤーとして使われている車両は、お客様を乗せるのに適した高級車ばかりです。国内産の高級車に限定しているところもありますし、海外の高級車を取り入れているところもあります。高級車はただ見た目が高そうというだけではなく、安全対策も万全であることがほとんどであり、ハイヤーはそのような高級車が選ばれています。その結果、ハイヤー会社を比べると使われている高級車はそう変わりのないことが分かります。高級車のなかで安全対策が万全であるものは、だいたいいくつかの車種に絞られてくるのでしょう。

ハイヤーとして使われている車両そのものに標準的な安全対策は装備されています。車両や歩行者に衝突回避ができるものや、車線キープをサポートするもの、車間距離を保ちながら走行するものなどが付いています。政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発している、サポカーであり、自動ブレーキが搭載されています。自動ブレーキは車両と歩行者どちらにも作動し、衝突してしまった場合も被害軽減が可能となっています。

このほかに、会社によって安全対策は異なります。そのなかでも、ドライブレコーダーはほとんどの会社で導入されています。あおり運転対策にもなりますし、事故に遭った場合の証拠提出、運転手の運転技術を向上させる際の教材として使用する場合もあるようです。同僚の運転を研修教材とすることによって、身近に感じ、現実感のある研修となるでしょう。運転手という仕事をしている場合、危険だと感じることがまったくないことはあり得ません。自分自身は問題のない運転をしていても、原因は他者からもたされることもあります。あらゆる場合を想定して、運転をしていくことはできる限りの危険回避につながります。

また、営業所では各運転手をリアルタイムで把握しており、急ブレーキや急ハンドルなどが発生した場合は、運行管理者に通知されます。その後、運転手としっかりヒアリングをし、対処法も指示します。運行管理者というのは、国土交通省管轄の国家資格のひとつであり、自動車運送事業における安全輸送の責任者として自動車運送事業者の選任を受けた者をいいます。事業用自動車の数によって必要な運行管理者にはきまりがあり、29両までの場合は1名で構いません。安全運転はこのように車両に標準装備されているもの、会社が導入しているもの、そして運行管理者にという3方向から成り立っています。